20160816_goal
コーチングでは目標設定を大事にします。けれども私は長い間、目標を決めるのがキライでした。なぜなら・・・

「学校時代の夏休みの宿題すら、計画通りに行ったためしがない」

からです。このような挫折の経験が重なり、自信がなくなって、目標がすっかりキライになっていました。

ところが。

コーチングを学んで、目標設定にはコツがあるらしい、ということがわかってきました。

そのひとつが、
「目標は自分で設定する」
です。

それを私の体験を材料にしてお話ししてみますね。

目標は自分で設定する

夏休みの宿題でいうと、
「8月末までに宿題を完成する」のは
「先生がそう言うから」なのでありました。
自分のためじゃなく、先生のため、なんですね。

30歳を超えて、はじめて、勉強で目標を達成した、実感したことがあります。

それは、ある英語の通信教育でした。

それまで、通信教育は続いたためしがありませんでした。

2年間、アメリカで生活することが決まり、英語をなんとかしなければ、ということになりました。

せっかくの機会だから、現地の人と交流して、楽しみたい、と思いました。

子育て中で時間が少ない中、できることはどんなことだろう、といろいろ調べたところ、「1日20分!でOK」という通信教育があり、これをやってみました。

すると、ナントいい感じで最後までやりとげることができたのです!そのときの「イイ気分」をいまだに覚えています。

この違いはナンダ?!というわけで、
夏休みの宿題との違いを表にしてみました。

英語の通信教育 夏休みの宿題
誰が決めた目標か? 自分 先生

つまり、人のモチベーションがあがり、ヤル気が維持できて、達成につながるのは・・・

目標を自分で決めたとき

なんだな、とあらためて思いました。

それ以降、目標は自分で決めることが多くなりました。今でも大きな目標は、壁に貼ってあります。

実際は自分で決めていない人も多い

ところで、意外かもしれませんが、自分で目標を決めていない人って多いです。

他人が決めた目標ばかりに対して、努力している方も多いのではないでしょうか?そんなときは、数時間で達成できるものでいいので、ささやかな「自分の目標」を決めて、やってみてください。きっと気分が違うはずです。

保護者の方で「私の教育方針は『自分で決めて行動できる人』に育てることです」とおっしゃっていても、実際には、親が目標を決めているケースも多いです。もし、あなたのお子さんが、目標に対して消極的なら、それは本人が決めた目標かどうか、もう一度確認してみてください。

まとめ

目標は自分で決めるのがうまくいくコツです。
もし、目標を設定してみたものの、モチベーションがあがらない、ヤル気が続かない、という場合は一度、自分自身にたずねてみてください。

それは、本当にあなたが決めた目標ですか?