いまさらですが、コーチングについて

先日、中学校からの友人に会ったときに、
たまたまコーチングの話になって、

「あんた達コーチは、もっと世の中に、コーチングってこういうものよって発信しないとあかんよ。みんなコーチングに対して違ったイメージを持ってると思うよ」と言われたんです。

それなら、ということで
今回はコーチングをまだあまり知らない方のために
コーチングがどういうものか、について
書くことにしました。

コーチングについて、よくある誤解その1

「コーチングとはその道の達人が教えてくれるもの」

この誤解、すごく多いです。

イメージとしてはスポーツのコーチ、野球とかテニスとかのコーチのイメージですね。

自分もその道の第一人者で、何かを成し遂げて、後進や後輩のために指導する、というイメージです。

でも、これは正確に言うならコーチングじゃありません。

なぜなら「その道の達人」て何の「道」ですか?

あなたの道はあなたにしか歩めないのではないですか?

あなたの道の達人とは「本来のあなた」なのではないでしょうか?

そこからするとコーチングとは「本来のあなた」が「今のあなた」を導くことなんですね。

そして、そのための環境をあなたと共に作っていく人のことを、本当のコーチと呼ぶのです。

コーチングについて、よくある誤解その2

「コーチングとは会社の管理職が部下の指導やマネジメントのためにやるもの。個人の生活とは関係がない」

と言うもの。

実は、こういう風に感じるのは無理もありません。

なぜなら1990年代にコーチングが日本に導入されてこの方、マネジメントの視点中心でコーチングが広がってきたっていう経緯があるからです。

でも最初の項目でも言いましたように、コーチングを活用するのは仕事の場面だけじゃありません。本来の自分を生かすには、プライベートな生活もとても重要になってくるんです。

私が所属している世界最大のコーチング組織、国際コーチング連盟が定めるコーチングの定義では、コーチングは「公私にわたってその人の可能性を最大化する」のがコーチングの目的だと言っています。

なので、ご自分自身のためにコーチングを使ってほしいということなのです。

まとめ:結局、コーチングとは

いまさらですがコーチングとは、
その道の達人があなたに何かを教えることではありません。「本来のあなた(あなたの道の達人)」が今のあなたを導く、そういう状態をコーチと共に作ることです。

それは仕事の場面だけでなくプライベートな場面でも、本来のあなたらしく生きるために、活用していただけるものなのです。

いかがでしたでしょうか?何かヒントになることがあれば嬉しいです。

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