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家族も大事にしたい女性が、何かをやりとげるのは大変です。家族か気になり、家の中が気になり、段取りしているうちに疲れてしまって、自分のやりたいことがウヤムヤになったり、やる気を失ってしまうことはありませんか?つまり、家族のために時間を使う人は、

自分のために使える時間がとても少ない!

のです。時間がないからとつい、あきらめがちになってしまうのです。

「生産性」をあげる、というと、ビジネスの言葉のように聞こえます。でも、本当に「生産性」を上げたいのは、家族も大事にしたい、そして、自己実現もしたい人、なのではないでしょうか?

実は、短時間で目標を達成する、つまり、生産性をあげるにはコツがあるのです。

コーチングは、どうすれば、うまく目標を達成できるのか。そのノウハウを集めたもの、とも言えます。これまで、自分自身や、1000人以上方にコーチングをお伝えする中で体験したことをお伝えします。(体験談は、ご本人を特定できないように一部変更しています)

1 目標の設定のやり方にもコツがある

なぜ、その目標をめざすのですか?その向うにある大きなゴールは何ですか?

たとえば、あるイベントの成功を目標にしているとします。なぜ、あなたはそのイベントに関わってしよういるのでしょうか?
役員が回って来たからでしょうか?

自分で決めた目標にしても、他からやってきた目標にしても、その目標を達成することを通して、あなたは何を得たいのか、意識したことはありますか?Aさんの場合「そのイベントを通して、みんなにイキイキと活動できる場を提供したい」というより大きなゴールがありました。

このように、目標の向うにある大きなゴールも同時に意識することが目標設定のポイントなのです。

そのゴールはあなたの生活や人生にとってどのぐらい大事ですか?

あなたの生活や人生にとって本当に大事なことは何ですか?大げさな質問かもしれません。そんなことは考えたこともないかもしれません。しかし、過去にあなたが頑張ってきたことには、「本当に大事なこと」が反映されていることが多いのです。

Aさんにとっては、「自分も含めて、みんながイキイキできる」ことは、振り返れば、いつも大事だったのです。

2 そのことを考えるだけで「嬉しく」なりますか?

人は実は論理ではなく、感情で動くと言われます。

かつて私はこれで大失敗をしました。エンジニアだった私は、「人は論理で動く」と思っていました。ところがPTAの役員として6年以上活動して身に染みて理解したのは「人は気持ちで動く」ということだったのです。

あなたが描いているの目標が達成された状態をイメージしてください。いま、ここで、です

イメージできましたか?

次は、自分の心の中や体の中にある感覚に意識を向けてみてください。
(感情と感覚に対するマインドフルネスですね)

どんな感情や感覚がありましたか?

それが少しでも、心地よくて、ワクワクするような感じだったら、OKです!

あなたの気持ちがあなたを応援してくれますよ。

3 要は、自分が「腹を決める」こと

目標達成には、ポジティブな気持ちになるだけでは足りません。コーチングでもよく言うのですが、うまくいくための最大のポイントは

「自分で考え」「決めて」「行動する」
・・・そして、その結果に対する「責任も自分にある」

です。

要は、いかに「私がやる」と「腹を決める」か、なのです。

○○さんが、~やってくれない。
△△さんは、どう思うのだろう、それがないと決められない・・・

という姿勢でいると、目標は達成できません。

仲間の協力は大事です。
しかし、それ以上に、実行者が「私がやるのだ」と覚悟を決めることが何より大事です。

そういう人だからこそ、仲間が協力してくれるのです。

Aさんは、協力してくれる仲間にたいしていつも「感謝の気持ち」を持っていました。

4 やる気、モチベーションを維持し続ける方法

何かを進めていると、さまざまな障害に出会います。うまくいかないこともたびたびおこります。
だからこそ、やる気やモチベーションを維持する工夫が大事です。

その工夫とは

大きな目標を小目標に分解する

大リーグのイチロー選手のような大きなことを成し遂げた人も「小さなことを積み重ねている」と言っているのはご存じの方も多いと思います。もし、やる気が下がったかな、と感じたら、小目標に分解してみてください。私は、30分で達成できるサイズに分解することもよくあります。

小目標を達成したところで、これまでやったことをねぎらったり、喜んだりする

これは、忘れられがちなポイントですが、実に大事です。すこしでも達成したら、そのことをしっかり味わい、喜ぶのです。心の中でいいので、かみしめてください。もし、チームがあるなら、一緒に喜んでください。10秒でもいいのです。かつて私はハワイ語の先生からそのことを教えてもらいました「大人だってね、何かが出来たら、小さなお祝いをすると嬉しいものなのよ!」

自分のポジティブな感情とともに刻まれた記憶は、あとあとまであなたのやる気を応援してくれます。

途中のプロセスを楽しむこと、これは長い道のりを楽しんで歩むための秘訣です。

5 三日坊主にならない「しくみ」を作る

三日坊主ときいてドキっとする人・・・それは私です。若いころの私は三日坊主の常習犯、でした。

それが続くようになったのは、以下のことを実行するようになってからです。

ポジティブな感情で、そのゴールのイメージを繰り返し描く

私はそのために望月俊彦さんの「宝地図」を使っています

記録をつける

やったことを簡単に記録して、「確かに自分がやったのだ」ということを味わっています

コーチを付ける

私のプロのコーチですが、信頼できるのコーチの条件は、自分自身がコーチをつけていることです。コーチを付けることで、目標管理ができ、自分自身を客観的に見ることができます。そして、なによりコーチは最強の「わたし応援団」なのです。

まとめ

家族の大事にしたい女性は、やることがたくさんあっていつも時間がたりません。そんな中にあって、自分がやりたいこともちゃんと達成して、充実した毎日をおくるための目標達成のコツは

1)目標の向うにある大きなゴールを意識する
2)その目標が自分のポジティブな感情に結びついているか確認する
3)自分が「腹を決める」のが基本
4)小さな目標に分解し、達成したら、しっかり喜ぶ
5)三日坊主にならない工夫をする

いかがでしたでしょうか?
ご参考になれば嬉しいです。