画像:肉体的健康より価値

なおみん

「肉体的健康」ってなんか変な言葉やん?


高橋右

そやろか?まあ、健康にも色々な面があるし。健康って「病気じゃない」ってだけの意味とちゃうねん。WHO(世界保険機構)かてな、こう言ってるねんで…


なおみん

ああ、そこはもうええし、本題に入ってくれへん?

【テーマ】価値のパワー、価値を意識することのメリットついて

今回は価値を意識することのメリット、あるいは価値のパワーということについてお話したいと思います。

ここでいう「価値」とは

あなたの人生に意味を与えるもの。
生涯を通じて、あなたを導き、動機づけるもの。

を言います。


でも、この話に入る前に、重要なポイントも確認させてください。

もちろん健康は大事です。
私はあんまり頑健なタイプではないので健康の大事さが身に染みています。

それでもあえて言います
健康であることそのこと自体よりも
あなたが価値を生きていることの方がより大きなパワーを持つのです。

もちろん「健康を度外視して、価値の実現にまいしんしてね!」
というのではないのでそこはご理解くださいね

これ笑い話ではないのです。
これまで、私は、自分の健康を度外視して頑張っちゃう人に、たくさん出会ってきたからです。

どんな方の役に立つか?

こんな方の役に立ちます

対人支援者で、相手の意識の状態も意識したサポートをしたい方
自分の意識とうまくつきあって充実した毎日を送りたい方

動画

「肉体的健康」より「価値」の方がパワーがある

今回は価値を意識することのメリット
あるいは価値のパワーということについてお話したいと思います

たとえば、
ナチのアウシュビッツ収容所を生き延びた精神分析医、
ヴィクトル・フランクルによると

この恐ろしい収容所を生き延びた人は
「肉体的に健康な人」ではなく、
人生の目的、つまり「価値」としっかりつながった人だった
ということです。

たとえば、愛する家族に会いたい、とか
本を書きたい、などの人生の目的です。


フランクルの場合は、その価値として
「他者を助ける」というものも持っていました。

彼は、一緒に収容されている人が
心の奥底にある、人生の目的や意義、
つまり「価値」とつながれるよう、
会話によるサポートをしたのです。

私の場合、もっともっとささやかですが、
「共に学ぶ」が価値だと、あるとき、わかりました。

それが、さらに「共に学ぶ環境を作る」に進化してきました。

途中、原因不明の病気をしたこともありましたが、
「共に学んだり」「共に学ぶ環境を作る」ことが生まれる
出会いと学びが私のエネルギーであり続けています。

(動画ではもう少し詳しくお伝えしています)

医療系大学では「価値」をどのように伝えているか?

ところで、私は医療系大学の保健師の卵たちに
コーチングをお伝えしています。

高橋右

保健師の先生方とチームで作っている、学生に人気の授業やねん。


なおみん

ええ〜、自分で言うかなぁ〜


高橋右

ふふふ。『卒業しても印象に残る、役立つ授業』って学生に言ってもらえる、宝のようなチーム授業やねん。


授業では、こんなことを伝えています。


もし、あなたが、健康なら
価値に沿った生き方をすれば
ワクワクな人生を送れます。

→それは、例えば、授業中の学生達。輝くような笑顔がこぼれるのです。

もし、健康に課題があっても、
価値をしっかり持っていると
健康状態をキープ、または向上させることができるし、
価値を実現することができます。

→これは、保健指導コーチングが目指すことです。

それで、これは授業では扱わないのですが、
先ほどの動画では、

健康でも、価値を見失うと、
健康状態が悪くなる。
ということをお伝えしました。


つまり、あなたがどんな健康状態にあっても
価値を意識することは、とても大事なのです。

まとめ

あなたの価値、つまり、
あなたの人生に意味を与えるものに
気づいていることは、
あなたを生涯、動機付けます。

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