![「自分への思いやり」足りていますか?](https://i0.wp.com/takahashimisa.jp/wp-content/uploads/2019/04/IMG-7542-1.jpg?fit=640%2C479&ssl=1)
環境や生活が変わると
なかなか思い通りにいかないことも
あるかもしれないですね。
そんなとき、
自分自身にどんな声かけをしていますか?
「最初はうまく行かないこともある
気を取り直して
明日、またやったらいい」
と思う場合と
「こんなハズじゃない
私はなんてダメなんだろう!」
と、ついつい自分に
ダメ出ししてしまう場合も
あるかもですね。
そんな風に
ダメ出しするときは
心のどこかに
「もっと自分を成長させたい」
という気持ちがあるからかもしれませんね。
![高橋右](https://i0.wp.com/takahashimisa.jp/wp-content/uploads/2021/07/IMG_4431.jpg?resize=300%2C280&ssl=1)
自分を成長させたいから、
『自分はダメだ、まだまだだ』
と思う気持ち、とってもよく分かります。
でも。
でもですよ。
この分野の第一人者
クリスティン・ネフ博士の研究では、
自分をより成長させるのは、
ダメだしではなく、
「最初はうまく行かないこともある
気を取り直して
明日、またやったらいい」
などの自分への思いやりがある態度だと、
わかってきているのだそう。
この態度を
「セルフ・コンパッション」
= 自分への思いやり
と言います。
クリスティン・ネフによると
「自分への思いやり」には3つの要素があります。
1 自分の失敗や誤りに対して、批判せず、寛容である
2 自分を含め、人間なら誰でも、欠点や失敗があるものだ、と受け入れている
3 うまく行かないとき、自分が残念な気持ちになることを受け入れるが、マイナスの感情に支配されない
このように3つの要素に分解し
ひとつひとつ吟味すると、
「自分への思いやり」の理解が
深まるような気がします。
クリスティン・ネフによる、
信頼性の高い研究によると
セルフ・コンパッションが多い人ほど
不安やうつ的な状態になりにくい
ということもわかっているのです。
不安やうつ的でない方が
パフォーマンスが上がりそうですよね。
最近の研究では、この考え方が、
人の成長を後押ししていることが、
分かってきているそうです。
多くの企業が注目するのも
わかる気がしますね。
さらに
「ハーバード・ビジネスレビュー 2019年5月号」の特集は
そのセルフ・コンパッションなのです。
マインドフルネスと共に
欧米のエグゼクティブに
支持され始めているのだそうです!
目次をちょっとご紹介すると
●セルフ・コンパッションは自分とチームを成長させる
(カリフォルニア大学バークレー校 教授 セリーナ・チェン)
●セルフ・コンパッション:最良の自分であり続ける方法
(関西学院大学 教授 有光興記)
●セルフ・コンパッションを日常で活かす方法
「セルフ・コンパッション・ブレイク」の実践
(臨床心理士 クリストファー・ジャーマー)
/働く人のレジリエンスを強化する5つのポイント
(サーチ・インサイド・ユアセルフ CEO リッチ・フェルナンデス)
/「RAIN」で極度の緊張を乗り切れ
(エグゼクティブコーチ モニク・バルコア)
…という内容になっています。
ご興味のある方はこちらのリンクをどうぞ!
最後にもう一度。
自分への思いやり、
足りていますか?
電子書籍「苦手なあの人との仕事が劇的に楽になる『Google発』基本のマインドフルネスと5つの耐性アップ法」
あなた自身に、そして、あなたの大切な方に贈ります。