「とりあえず、実践しているけど これでいいの?」と思ったら読んでね

マインドフルネスを実践したり
坐禅会に参加していると

「とりあえず、実践しているけど これでいいのかな?!」

と思うことがあるかもしれません。

今回は、そんな方に向けて書いてみました。

この記事で得られること

マインドフルネスや、坐禅を続けるにあたっての
気持ちの持ち方をご紹介します。

なにしろ、マインドフルネスも、坐禅も
「継続は力なり」ですので
気持ちの持ち方がわかれば
続けやすいかも!と思うからです。

これを実践者の一人として、ご紹介しますね。
参考になれば嬉しいです。

坐禅で気を付けるべきこと

坐禅では、気を付けるべきことがある、と
言われます。

それは
「自己流はダメ」
ということ。

ですから、私も
いろいろな師から指導してもらったり
坐禅会に参加するようにしています。

そして
坐禅会に参加して感じるのは
「正しくできているかどうか」に
強く意識を向けるのは、
実践の姿勢としては
少々ずれているらしい、ということです。

また
それなりに坐れている気持になってきたのは、
10日間の集中実践会に参加した後のように思います。

これは、一日10時間ぐらいを全部で10日間、
ずっと坐り続けるものです。

その間、誰とも話をしない、という
結構ハードな集中実践です。

さて。

自己流になってまうことを、
「野狐禅(やこぜん)」と言ったりします。

これがすすんでしまうと「魔境(まきょう)」といって
神経的に参ってしまうアブナイ状態になるんだそうです。

「野狐禅」という言葉を初めてきいたとき、

なんだか、イヤだなぁ
そんな風になりたくないなぁ
怖いしなぁ

と思っていました。

もっと大事なのは、気付いたときにどうするか

しかし、先日、ある文章を読んで
突然、違う考えを持つようになりました。

それからは、

どういう実践をしていても、まずは、それを続けること。
やり方が違っていてもかまわない。

大事なのは、
気付いたときに、ためらわず修正すること。

・・・と思うようになりました。

正しく実践できているかどうか気にするより
こちらの方が大事だとすら、私は感じます。

そう思ったきっかけは
「無門関」の「不昧因果」の話、です。

それを「おはなし風」にご紹介します。

野ぎつねが思い込みを手放した話

昔々あるところに

ある先生の授業を一生懸命聞いている
ひとりの老人がありました。

授業が終わっても
その老人だけが残っていたので
思わず先生は尋ねました。

「どちらから来られたのですか」

すると老人は答えました。

「実は私は人間ではありません。
 このあたりに住む野ぎつねなのです」

といって、身の上話を始めました。

***

大昔、私はこの地で先生をしていました。

あるとき、こんな質問をされたのです。

何もかもをしっかり身につけ、
人としても優れた人は、
世の中の不安や悲しみ、
または怒りにとらわれることは
まったく無くなるのでしょうか?

そこで私は

『とらわれることは無くなる』

と答えました。

ところが、

この答えが間違っていたようで、私は
たちまち野ぎつねになってしまいました。

それ以来、野ぎつねとして生き
500回も生まれ変わることを
繰り返しています。

身の上話を終えた野ぎつねは
さらに言いました。

「ですから先生、
 どうぞ教えてください。

 何もかもをしっかり身につけ、
 人としても優れた人は、
 世の中の不安や悲しみ、
 または怒りにとらわれることは
 まったく無くなるのでしょうか?」

先生はこう言いました。

「そういう人は
 不安や悲しみ、そして怒りを
 無かったことにはしない。

 不安や悲しみ、そして怒りが
 何から生まれ、
 何につながっていくのかを
 あいまいにせず、
 しっかり受け入れている」

それを聞くと、
野ぎつねは一瞬にして
本物の人間になりました。

そして、先生に丁寧にお礼を言って
去っていったということです。

(お話、終わり)

まとめ

いかがでしたか?

タカハシタカハシ

私はこの場面を想像すると
とってもけなげな野ぎつねの姿が浮かんでくるのです。

500回も転生するなんて、
大変な苦労だと思いつつ、

この野ぎつねさんは、自分でも
それなりに気付くことがあったのでは、と思います。

そして
「この人こそは!」
と思えるような先生との出会いを
求めていたでしょうね。

だから、一回の
Q&Aで
思い込みを手放すことができたのだと思います。

先生は、もちろんですが、
この野ぎつねさんも、素敵だと思います。

<今日のまとめ>

まずは、続けること。
やり方が少々違っていてもかまわない。

大事なのは、
気持ちのオープンさと
気付いたとき、ためらわず修正すること。

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講師:高橋美佐

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