明鏡止水(めいきょうしすい)の出典は荘子です。
流れる水面を心の鏡にしてはいけない、静止した水面を心の鏡とせよ。静止しているからこそ、本当の姿が見えるのだ。
という意味です。
どうすればその状態になれるのか
以前は、「息でも止めるのかな」ぐらいに思っていましたが、今は、そうでないと、わかります。
ずっと昔、弓の達人がどのように呼吸をしているのか、特撮したテレビ番組を見たことがあります。
達人は、息を止めるのではなく、息を吐きながら、矢を射るのでした。
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本当の姿を見るためには、心の鏡は静かである必要があります。
ですが、その前に、自分の心が静かなのか、波立っているのかを知ることが先です。
マインドフルネスでそれを知ることができます。
波立っているとわかれば、静かになるまで、待てばいいのです。
明鏡止水に近づくポイント
これは、簡単そうで、そうでもありません。
実は私も練習中です。
先輩方の話によると、ポイントはこうです。
1)感情が波立っていることに気付く
2)その「波立ち」がどうなるか観察する。
3)その「波立ち」が消える瞬間に気付く。
3)が特に大事だそうです。
どんな感情も30分は続かないのだそうです。
そして、消える瞬間に気付ける人は、かなりの達人なんだそうです。
まとめ
明鏡止水になるためには、心の波立ちの「終わり」に気付く練習をする。
これを知っていると、心がざわついているときでさえ、マインドフルネスの練習になってしまう、という、とってもお得な状態を手に入れることができます!
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