実録:コーチングを学んで良かったと思った親子の瞬間

あなたが子を持つ親だったとします。

もし、めったに相談してこない子供が
「相談したい」と言ってきたらどうしますか?

子供は成人しています。
独立して離れて生活しています。
普段めったに親に相談しないタイプです。

私の場合は、
「何かあったか?!」
と、ドキッとしました。

結局、親子の対話に
3分禅コーチングを使ってみました。

実際はコーチング以外にも
いろいろやりました。

コーチングも
基本型ではなく、応用型です。

さらに1対1ではなく、
コーチングを知らない父親も入れて
3人で対話する形をとりました。

結構リアルな設定で
実際どうやったのかを一例としてご紹介します。

ひとつでも参考になれば嬉しいです。

「今、岐路に立っている、相談したい」


土曜日、30歳の長男からメールがありました。

「今、岐路に立っていることがあります
 明日、相談していいですか?」

成人し、独立して生活している長男は
めったなことで相談して来ません。

なにごとが起こったのか、と
ドキッとしました。

とりあえずズームのURLを、
夫と共有しました。

家族なので共有したほうがいいだろうし
視点は複数あったほうがいい、というわけです。

以前の息子は絶対に相談してきませんでした。
なぜなら親が説教するからです。

そのことを思えば、私も
コーチとして成長しましたね。

一般にコーチングは仕事関係のものと
思われている節がありますが、
そんなことはありません。

親子でも、ポイントさえ押さえれば
十分可能です。

親、自分の内側を整えて明日に備える


長男の話を夫に伝えると
「なんだろう。あれかな。これかな。」
と心配になった様子。


母親の私の胸の内にも
正直「心配」の二文字がよぎります。


さらに「心配で夜、寝られなくなるのでは」
という考えも浮かびます。


これは、マズイ。
コーチは、自分の内側を整えておく必要があるのです。
これ、コーチの必須事項です。
(コーチのコア・コンピテンシーとも言います)


そこで、まず思考を整えることにしました。


そうですね。ご存じの方も多いと思います。
アドラー心理学の「課題の分離」です。

つまり、「それは、誰の課題なのか」ですね。
一瞬で、思考は整理されました。


次に、感情を整えます。

これには、マインドフルネスが一番です。

さらに、寝る前にマインドフルネスをやれば、
大抵、熟睡できます。
良い睡眠がとれれば、体調のバッチリです。

これで、親(コーチ)の内側、つまり
思考、感情、体調が整いました。

親が「本当に願うこと」は?


そして翌朝親子3人の対話が始まり、
まず長男が状況を話し始めました。

ひとしきり話終わったところで
私が対話のフレームを提案します。

「親である私たちはどのようにサポートしたらいいのか?」
「たとえば、自分だったらどうするか、の話をすればいいのか?」

と長男にたずねます。

これをたずねるのには3つ理由があります。

1)長男に常に主体性を持たせるため

2)3人の間でこれからの対話の進め方について
  合意と取るため

3)コーチングを全く知らない夫が
  アドバイス・モードに入らないため

実は「アドバイスは本人の思考を停止させる」という研究結果があります。


親子の場合はそれだけでなく、
本人の反発を生み出すことが多いのではないでしょうか?

何より、長男はいい大人。
自分で考え自分で決める権利があるのです。

どんなに心配でも、
親があれこれ言う場面ではないのです。


さらに、親の「本当の願い」とは、子供に
「親の考え通りに生きて、失敗しない人生」を
歩んでほしいのではなく、


「どんな状況になっても、自ら道を切り開く人生」を
歩んでほしい、ということではないでしょうか?

私たちは、コロナを体験して、
「未来は、親にとっても未知数だ」と
実感しているのですから。

コーチング的親子の対話の実際

というわけで、ここからは親がそれぞれ、
自分ならどう行動するか
そしてそれは何故か、を話しました。

そして改めて、長男に尋ねます、
親の考えを聞いてどう思うのか。

このワンクッションはコーチングでは
非常に重要です。

あるとないとでは大違いです。

今、自分の中に浮かんだ思いを
表現することができるからです。

さて、長男の感想を一通り聞いた後は
フリーディスカッションになりました。

思いもよらぬ視点が出てきたのは収穫でした。
(実は、ここが最も価値ある瞬間でした。
 中身は、守秘義務もあり、ヒミツです)

最後は夫が思いっきりアドバイスをしていましたが
お父さんだからまぁいいとしましょう。

そして最後に長男本人の感想をもう一度聞き、
この会話は終わりました。

私は、なかなか実りある対話になったと感じました。

夫は、あとになってポツリと
「子供の将来が心配で、ボケられへんな」

まとめ:子供が相談してきたとき、親にできること


1)親は自分の内側を整えて対話に備える
2)親の子に対する本当の願いを確認する
3)コーチング的に対話する


いかがでしたでしょうか?。
一つでも参考になることがあれば、嬉しいです。

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