強い感情が起こったとき、反応するか、対応するか、選べる自分になるために

なおみん

感情のマネジメントって、感情を抑えることでしょ?すぐに怒ったり、イライラしたりするのを抑えることでしょ?


高橋右

それがなあ、感情を抑えることととはちょっと違うねん。抑えるのじゃなくて、活用することなんや


なおみん

ええ、そんなん、どうやってやるん?


高橋右

今回は、それに役立つ知識の確認をするね!

【テーマ】日常でより良い選択をするために、反応ではなく、対応しよう

感情のマネジメントでは何を目指すのか?その一つは、強い感情が起こったときに反応するか対応するのか、柔軟に選べるようになることである。

その目的は、日常でより良い選択をするためである。

どんな方の役に立つか?

こんな方の役に立ちます

対人支援者で、相手の感情の状態も意識したサポートをしたい方
自分の感情とうまくつきあいたい方

得られるものは「柔軟に選べる私」

強い感情が起こったときに、意識するべきポイントをお伝えします。ここが意識できるようになると反応するか対応するか柔軟に選べるようになります。

動画で見る

動画の概要

前回、強い感情のスイッチには2つあって、生存のサバイバルスイッチと価値観のサバイバルスイッチだと言う話をしました。

そして、私たちが見直したいのは価値観のサバイバルスイッチをどう扱うかと言うことでした。

言いかえると、
たとえ、相手が自分を否定する発言をしたとしても、
売り言葉に買い言葉、ですぐに反応するのではなく
長期的に見てより良い対応を選択できるよ、ということです。

フランクルが注目した「すきま」

そこで注目するのは「すきま」です。

刺激と反応の間には「すきま」がある。
この「すきま」にこそ、私たちの反応を選ぶ力があるのだ。
私たちが選んだ反応の中に、私たちの成長と自由がある。
(ヴィクトル・フランクル)


私たちが選ぶ反応のことを「対応」とも言います。

通常、刺激から反応までは
すべてのプロセスが
電光石火で進んでいきます。

イメージは、映画「マトリックス」の有名なシーン

ここで突然ですが映画マトリックスの有名なシーンに、主人公が弾丸を避けるところがありますよね。

そのシーンては飛んでくる弾丸が
スローモーションで見えるので
主人公は弾丸を避けることができるのです。

同じように刺激から反応までの
電光石火のプロセスを
まるで映画マトリックスの主人公が
弾丸をよけるように、見極めると
私たちも、選択を最善のものに変えることができるわけです。

まとめ

強い感情に賢く対応するためには、刺激と反応の間の「すきま」に意識を向けよう

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