セルフ・コンパッションは、自分を甘やかすこと?

今日は、よく耳にする誤解

「セルフ・コンパッションは、自分を甘やかすこと」

「セルフ・コンパッションなんて甘いことを言っていたら、何もできないよ」

という意見について書きます。

セルフ・コンパッションは
「自分への思いやり」とか
「自分に優しく」と訳され、

その語感から、

「自分をかわいそうに思うこと」
「自分を甘やかすこと」

と感じる方もあるかもしれません。

関西学院大学の有光興記先生は、
セルフ・コンパッションの
「失敗を優しく受け入れる」とは

================
失敗の中でも、
自分が頑張ったこと、
貢献できたこと
得られた教訓など、
良い側面についても
悪いところと同様に
受け入れること。
(関西学院大学教授 有光興記)

================

と説明しています。

良い面だけを見ていると
成長はありません。

しかし、悪い面だけ見ても
やる気は出にくいです。

たとえば、悪い面に焦点をあてて
「自分にダメ出し」をしても、
建設的な改善案はでてこないでしょう。

セルフ・コンパッションとは、
良い面と悪い面の両方に気付き、

そこから、次のステップにつながる
アイデアとやる気を引き出す
建設的で健全な態度なのです。

まとめ
セルフ・コンパッションは「甘え」ではない。
良い面と悪い面の両方に気付くこと。

そこから、
次につながるアイデアとやる気が出てくる。

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