自分の思考、止まっているかも?
不安が広がると、私自身を含め、人は空気に流されやすくなると感じています。
毎日、テレビやネットからたくさんの情報をシャワーのように浴び、その空気感にはしっかり染まっているように感じています。
けれども、自分の思考は停止しているように思うのは、私だけでしょうか?
そこで「サーフィンは自粛するべきか?」をテーマに、頭のエクササイズをしてみました。よろしければお付き合いくださいね。
「サーフィン自粛論」を題材に思考のエクササイズを始めてみた
なぜ、テーマをサーフィンにしたか、というと、散歩やジョギングは条件付きOKで、サーフィンは自粛すべき、と言われることを不思議に思っていたからです。
考えるにあたり、サーフィン業界のブログではありますが、とてもしっかりていると感じる記事を見つけたので、それを資料に考えてみました。
ちなみに、私はサーフィンはしたことがありません。身近にサーファーもいません。そして、サーファーの方たちやサーファー以外の方に何かを意見しよう、というのでもありません。どうぞご了解いただければ、と思います。
自粛論の発端
記事:サーフィンで新型コロナウイルスの感染リスクはあるのか?最新の研究を読み解く
https://www.surfnews.jp/feature/inside_story/31721/
サーフィン自粛論の発端は、アメリカはサンディエゴ在住の、ある科学者の発言のようですね。サンディエゴは、2年住んでいたのですが、とても美しいビーチがあるとともに、世界有数の研究所が集まっている地域なんですよ(遠い目)
そしてその科学者の発言は、本人の意図とは違う形で影響力を持ったようですね。
この記事では、ノーベル賞受賞のマラソン・ランナー山中伸弥氏の動画も紹介されています。
それに対して、サーフィン業界のブログはこう書いている
記事:サーフィンも自粛するべきか。海外動向と日本国内の現状
https://www.surfnews.jp/feature/31217/
記事:サーフィン自粛ムード強まる、TNSアンケート途中経過
https://www.surfnews.jp/feature/31555/
良識あるサーファーのみなさんも、自分たちはどう行動するのか、真剣に考えている様子が伝わってきます。
もし、私がプロのサーファーだったら、現時点で・・・
事態は時々刻々変化しています。2020年4月29日現在ということで、私がもし、プロ・サーファーだったらどうするか書いてみました。
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基本は自粛。そして
室内でできる、サーファー用トレーニング動画をアップする
もし、サーフィンをするとしても、
地元のみ。県外にでない。
一人で行って、どこにも寄らず、誰とも話さず、一人で帰る。
動画は撮らない。
食料も家から持っていく。
ビーチが混んでいたら、やらない。
地元のルールを守る。ビーチ閉鎖等には従う。
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とういう風に考えて行動すると思います。
もし、あなたがプロ・サーファーだったらどうしますか?
よかったら、考えてみてくださいね。
正解はないと思いますが、よい頭の体操になると思います。
こんなとき、ユーモアはとても大切
すると、こんな回答が寄せてくださいました。
プロ・サーファーとして感染防止に基づいた行動をSNSで自ら宣言します。そして宣言に添えて最後に「私は 伊勢ケ浜(在住地のビーチ名)の波に乗る事で自らの存在を示してきましたが、ステイホーム中のネットサーフィンでは情報の波に溺れています。」
・・・と、大事な視点を加えてくださった上に、ユーモアまであって嬉しくなりました。
サーファーの知られざる「強み」はこれだ!
以前、アメリカのサンディエゴに住んでいたとき、とても綺麗なビーチが近くにありました。
そこで夫が(突然登場!)一度ぐらいサーフィンをしてもいいかもと思い、サーフィン好きな同僚に聞いてみたそうです。
「サーフィンってボクでもできる?」
「お前、車酔いするタイプか?サーフィンって、いい波を待っている時間が長いぞ、そのときに結構、酔うぞ。車酔いする人には、つらいスポーツだぞ」
そんな話を思い出していたら、こんな回答もいただきました!
もし私がプロサーファーだったら「1粛々と自宅でTrainingをする 2現状への自身の考え方を投稿する」かな・・・。 投稿の内容は↓↓↓こんな風に。
「今は、サーフィンの板を持って一人で歩いているだけで、ジョギングしている方から白い目で見られます(笑) 一人で人の居ない海に入ってもダメなのはなぜ?という疑問はもってはいるけど、普段から「いつ良い波がくるか分からないけど気長に待ちながら波に向かう」ことが当たり前だから、海に入れる時に向けて、今自分ができることをするのはサーファーさんは得意な気がします。そして、何度も波にもまれて死を覚悟しながら海に入る彼らは精神的にも強い。こんな風に捉えています」って発信したら、勇気を与えられる気がする・・・
”普段から「いつ良い波がくるか分からないけど気長に待ちながら波に向かう」ことが当たり前だから、海に入れる時に向けて、今自分ができることをするのはサーファーさんは得意 ”
と言うところ、サーファーの「哲学」や「生き方」の表明のようで、カッコいいなと、正直感動しました。
まとめ
テレビやネットからたくさんの情報をシャワーのように浴びながらも、ちょっと違和感を感じたら、こんな風な思考のエクササイズをやってみてください。
思わぬ視点、考え方が立ち上がってくるかもしれませんよ。
私の場合「良い波を根気よく待つ、サーファーさんの姿」は、今までになかった視点でした。
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