マインドフルネスの聴き方とコーチングの聴き方はちょっと違うな、と思う体験をしました。「聴く」ことがもっと深く、楽しくなりそうなので、ちょっとご紹介します。
私はコーチングをしますが、マインドフルネスも勉強中です。
ときどき、訊かれます。
Q:「マインドフルネスの聴き方」と「コーチングの聴き方」はどう違うのか?
A:だいたい一緒と思ってかまいません。
・・・・
ただ今日は、ちょっと違うかな、と思う体験をしたので、そのことを書きます。
マインドフルにもう一段深く聞いてみた
SIY Engage (サーチ・インサイド・ユアセルフ・リーダーシップ・インスティチュート、グーグルで生れ、世界に広がりつつあるマインドフルネスと科学のプログラム、のアドバンス版)に参加しています。
今日は、グループ・ミーティングがありました。私の他はオーストラリア(今は真冬!)のメンバー3人。
小学校の頃からの「班長」グセが抜けきらない私は、英語ネイティブでないにも関わらず、進行役です。
それで今日は「マインドフルに聴く」練習を4回やりました。
ところで、正直、オーストラリア英語は苦手です。
日曜日は「サンデイ」ではなく「サンダイ」になる。
「デイ」が「ダイ」になるから・・・・と頭で置き換えていると、
たちまち会話についていけなくなります。
困りました。
では、どうするか。
「スーパーサイヤ人」になります。
というのは、冗談ですが、
何を言っているのか
「心の深いところで聴き取ろう」とします。
いつもより、一段階深いところのセンサーを全開にする感じです。
それで、聞こえてきたことをフィードバックすると
基本的なところは、そんなに外していないことがわかり、ちょっとホッとします。
コーチングの聴き方と何が違うか?
ではコーチングの聴き方とは何が違うか?
コーチングも言葉になっていないところを聴くのは同じです。
相手がどんな気持ちでいるのか、何にこだわり、何を大事にしているのか・・・
それで、今日、ちょっと思ったのは
コーチングの場合は「目的を持って聞いている」つまり
「気持ち」を「こだわり」を「大事にしていること」を聴きとろうと準備している
今日の、マインドフルな聴き方では、
コーチング・セッションではないので、そういう目的意識はすべて手放していました。
コーチングではないせいか、話し手も、もっと漫然と話します。
すると、相手の話の中から「自然と現れてくるもの」があり、それをつかむ、という感じになります。
・・・今日は、とても内省的な、詩のような話でした。
コーチング・セッションでこういう話は聞いたことがありません。
聴き方が、話し方をつくるのだと思いました。
すごかったです。
それではまた!!