この本は、
心配性をなんとかしたい人
今、心配事があって何とか解決したいなと思う人に
おススメです。
この本をお勧めする理由は3つあります。
1.著者が、魅力的。 型破りでありながら正統派、主体的なのに自然体
2.シンプルでわかりやすい
3.お役立ちヒントがたくさん載っている
さっそく、1つずつ説明していきますね。
1.著者が、魅力的。 型破りでありながら正統派、主体的なのに自然体
著者は松原正樹さん。臨済宗のお寺の住職であり、かつアメリカのコーネル大学で宗教学の教鞭をとっている方です。
なかなか型破りな経歴の方です。
おじいさまは、松原泰道という有名な禅僧で、実は私も学生時代、この松原泰道さんの本から大きな感銘を受けました。
松原さんは、大学卒業後、禅の修行道場へ行き、スペイン巡礼をし、アメリカにわたって博士号を取得して大学で教え、アメリカ人女性と結婚して家庭を持ち、日本では住職をしているのです。
それは、 禅の教え「主人公であれ(主体的でありなさい)」に忠実であった結果であるというのです。
とはいえ、ご本人はとても自然体な方です。それは飾らない文章からも伝わってきます。
ご縁があって私は、何度かお会いしたことがあります。松原さん主催の素敵な鎌倉リトリートに参加したり、Google研修から始まったマインドフルネスを共に学んだりしました。その時にも松原さんの飾らない自然体で主体的なあり方を直に感じることができました。
こういう人に接して、ぜひともそのあり方、姿勢から学びたい、そう思わせる方です。
2.シンプルでわかりやすい
この本の中には難しい表現が一切ありません。
言葉がシンプルで明確でわかりやすいです。
私は、よく思うのですが、言語や文化的背景が異なる相手に、例えばアメリカ人とかヨーロッパ人に「伝える」仕事をしている人の言葉は「とても、わかりやすい」と感じています。
例えば、日本の文化を英語で説明するとしたらどうでしょう? とても苦労すると思います。
でも、うまく相手に伝わった表現は、シンプルで磨き上げられた表現になるようです。さらに、それをもう一度日本語に戻すと、とてもシンプルでわかりやすい表現になるのです。
昔の禅関係の本は、今思えば、ものすごく難しかったり、言葉はやさしくても、何かつかみどころがなかったりしたものです。
禅のような奥深いことが、シンプルで明解な文で読めるのは、読者の喜びです。なかなかそういう文章には出会えません。
3.お役立ちヒントがたくさん載っている
何しろ本のタイトルに「禅の習慣」とあるのですから、どんなことを習慣化したらいいのかいろいろ書いてあります。
数秒から2、 3分でできるものが49個紹介されています。その中に、きっとやりたくなるものがあるでしょう。
本文から少しご紹介
私から最初に贈る言葉は、「心配したって大丈夫」
心配事の正体を知る。それだけで心がラクになる
私たちの心は風呂水の入ったコップ。
静かに置けば自然と視界がひろがり
答えが見つかる。
他者と比較しない、他者の価値観に飲まれない。
あなたはあなたの人生の「主人公」になっているか?
この世に生まれてきた奇跡を
最後の瞬間まで味わう。
読むとこんな気持ちになります
松原正樹さんは、仕事人としても家庭人としても普通の人と同じように心の揺れを感じながら生きていると本には書いてあります。
私は、この本を読みながら同時に「澄んだ水のようだ」と感じました。例えるなら、体の細胞一つ一つにしみこむような美味しい水です。
ピンときたら是非読んでください。
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