あなたの2016年を一枚の画像で表すとしたら、何ですか?
私のは、これです。

サンフランシスコ禅センターの藤田一照老師に教えてもらった「スフィアボール」です。今年は、何回もこれで遊んでいました。遊んでいると、なんだかしみじみするのです。なぜ、スフィアボールなのか、今年を振り返ってみました。
2016年はマインドフルネスとチャレンジの年
2016年は、Google社から生まれた、「サーチインサイドユアセルフ エンゲージ」で学ぶ一年でした。
このプログラムには選考がありました。
生れてはじめての「英文履歴書」。これは「英文履歴書の書き方」という本を買って勉強。
そして、Youtube面接(Googleを舞台にした映画「インターン」みたいだな、と思いました)。WEB英会話スクールで、ラッキーにも、演劇をやっている先生に出会い、スピーチ指導をしてもらったりしました。
問題は英語より「まばたきが多い」こと。普段は気にならなくても、ビデオとなると、気になるんですねー。それで眼科に行ったら「ドライアイ」だと。それで、ブルーライトをカットするPCメガネを買いました。
めでたく選考試験にパスしてからが大変でした。
大量の課題。サンフランシスコでのセミナーも5日続くとクタクタになります。
まず、時差。
それに、久しぶりの英語はやっぱりキツイ。わかるけれど、話せない。参加型のワークショップで、それが、どれだけ悔しいことか。
でも、悔しがっていても仕方がないので、とりあえず、内側から出てきたことを、話します。
すると、さすがマインドフルネスを学ぶ仲間だけあって、何を表現しようとしているか、相手も全身を使ってキャッチしようとしてくれているのが分かります。
これは、本当にありがたいことです。どこでもこのようなコミュニケーションが起こるとは限らない、と知っているからです。
今年の後半は、学んだことを、シェアする日々でした。マインドフルネスのWEBセミナーの可能性を探ったり、禅寺でシェアする機会をいただいたり。いただいたフィードバックは、本当にありがたかったです。
「開いた状態」「閉じた状態」に気付いていることが大事
確かに、マインドルフルネスに関する知識やさまざまなスキルを学びました。
それを学ぶ過程で、いろいろな人との出会いがありました。こちらも本当にさまざまなご縁をいただきました。
中でも、もっとも大きいのは「開かれた状態=オープンさ」をたくさん体験したことだと思っています。
来年55歳になりますが、人間としては、なかなか円熟しません。
ますます「足りていない自分」に気付くありさまです。
それどころか「足りないところだらけ。だから、いいのだ」と思うようにすらなりました。
「足りないところだらけ」だから「オープンになれる」のです。
最近、久しぶりに中学生に英語を教えています。
45分の勉強が終わったら、「質問タイム」になって、何でも質問していい時間にしてます。英語や勉強の話でなくてもいい、と言っています。
先日の生徒さんからの質問は
「先生は、中高時代、成績は何番だったんですか?」
私はこういうとき、正直に言います。
「入学したとき、1番、卒業したときも1番」
進学校に通う生徒さんが息をのんでいるのがわかります。
「でも、社会人になったら、そんなことは、なんでもないことがわかるわよ」
「ええーーっ、でも、私は今、学校の中にいるから、気になります・・・」
何のために、英語を学ぶのか、なのです。
日本語を話さない人とコミュニケートするために学ぶのです。
でも、普通に学んだのでは、日本人の英語力には限界があります。
学校の1番なんてまったく通用しないのです。
そのような限界を超えて、コミュニケートできるようになるために、
英語を学んだのかも、と今にして思います。
話せるようになるためでなく
うまく話せなくても、コミュニケートできるようになるために。
人のコミュニケーション力は、「開かれた状態」でありさえすれば、本当にすごいのだと思います。
そんな瞬間を何度も感じた1年でした。
「開かれた状態」をイメージできる画像はこれです。こんな風に手なんかはいったりするのです。

もちろん、一字一句ゆるがせにできな場面もあると思います。たとえば、履歴書を書いたり面接のビデオを撮るときは、かなり練習して準備します。学校も予習と復習が必要です。完成形が決まっていて、そこにできるだけ近づこうとする。そういう世界は「閉じた状態」に近いと思います。
そのイメージがこれ。

どちらが良い、悪いではないと思います。両方の状態になれることが大事と思います。
さらに、何のためにコミュニケートするのかを考えたとき、多分・・・共に何かを創りだすためなのだ、と私は思っていいます。そのために、必要なことはもっと「足りないところだらけ」=「開かれた状態」であることだろう、というのが私の考えです。
こっちね!(しつこい!)

