自分という「最高のチーム」に出会い、
仲良くなる。
― マインドフルネス × 人間馬車説で紐解く、自己探究体験ワークショップ ―
最近、対話を通して思うことがあります
対人支援の現場で、こんな言葉を耳にすることがあります。
「これが私です、とはっきり言える自分軸がほしい」
「ブレない自分でいられたら、もっと楽になる気がする」
たしかに、自分なりの考え方や大切にしているものが見えてくると、判断が楽になることがあります。私自身も、そうした感覚に何度も助けられてきました。
でも最近、少し立ち止まって考えることがあります。
私たちは、本当に「たった一本の、動かしてはいけない棒」のような自分軸を持つ必要があるのだろうか。
私たちは、いつも同じ自分ではありません
朝の自分と、夜の自分。
仕事中の自分と、親しい人といるときの自分。
元気な日の自分と、疲れている日の自分。
どれか一つだけが「本当の私」と言い切れるでしょうか。
私たちの中には、まるで性格の違う「複数の馬たち(感情やエネルギー)」が一緒に走っているような賑やかさがあります。
たとえば、こんな馬が前に出てくることがあります
- 不安で立ち止まる馬
- もっと頑張れと急かす馬
- 誰かを守ろうとする馬
- 一人になりたい馬
- (そして、その時々で“前に出ている馬”が違う)
自分を一つに決めなくていい
このワークショップで大切にしているのは、「私はこういう人間だ」と自分を一つにまとめ、固めることではありません。
今、どの馬(自分)が前に出ているのか。何を感じ、身体はどんな状態なのか。
それを、評価せず、正そうとせず、リーダーである「御者」の視点から、興味をもってながめてみる。
それだけで、ふっと力が抜けることがあります。
- 評価しない
- 正そうとしない
- 興味をもって眺める
自分は「一つ」ではなく「システム」
慎重な自分。行動的な自分。これらは「矛盾」や「未熟さ」ではありません。
あなたの人生という馬車を走らせるための、大切なシステムの一部です。
2025年の参加者の方からは、こんな切実な声も届きました。
「コーチングを学んでいるのに、まだこんなこともできない」という苦しさや焦りがありました。自分軸がはっきりしない自分はダメなのだろうか、定まらないから動けないのではないか、と。
この場では、そうした自分の一部を否定するのではなく、「自分というチーム」としてやさしく扱ってみるという体験を大切にしています。
マインドフルネスは、命の「手綱」です
ここで扱うマインドフルネスは、単なるリラックス法ではありません。
御者(あなた)と馬(感情)をつなぐ「手綱」です。
マインドフルネスで身体感覚に注意を向けることで、感情との付き合い方は自然に変わっていきます。
「価値観を深掘りするだけでなく、身体感覚に気づくことが解決の鍵ではないかと感じました」
参加者の方がおっしゃるように、頭で考える「自分軸」を超えて、身体の声(手綱の感触)を聴くことが、自分と仲良くなる最短距離になります。
参加者に、よく起きること
参加者の多くが、最初に語るのは「できていない自分への焦り」でした。
けれども、この学びの場でよく起きていたのは、次のような変化です。
- できる/できないで自分を評価しなくなる(馬の状態をありのまま見られるようになる)
- 分からないままでいることに、少し余裕が生まれる
- 身体感覚から入ることで、感情にも気づきやすくなる
- いつも力が入っていたのが、ふっとゆるんだ
- 「自分との関係が変わりました」という安らぎ
こんな方に向いています
- 自分を一つに決めることに、どこか違和感がある方
- 自分の状態やあり方を、もう少し丁寧に理解したい方
- 対人支援やケアの現場での、自分自身のあり方を見直したい方
- 「自分軸」を探すほどに、迷子になっている気がする方
- すぐに使える正解や方法だけを求めている方
- 短時間で結果を出したい方
ファシリテーター
高橋 美佐
コーチ・EQ統合ファシリテーター / ICF PCC / CSAコーチング・スーパーバイザー/ SEI EQ アセッサー / Google社発 Search Inside Yourself Engage 修了
コーチング経験18年、マインドフルネスとEQを学んで13年。元AIエンジニア。息子からは「ロジカル母さん」仕事仲間からは「情熱の人」と言われる。子供時代から「なぜ」を探究することが大好きです。
自分自身が「自分らしさ」や「自分軸」とは何かについて考え続け、様々なアプローチを試してきました。その中で出会った「人間馬車説」とマインドフルネスとEQの組み合わせが、驚くほど腑に落ちる体験をしました。
このワークショップでは、正解を教えるのではなく、それぞれが自分自身の「手綱=マインドフルネス」の感覚を探究できる場をつくります。安心できる場で、ご一緒に探究しましょう。