私のまわりで、ときどき

「コーチングはつまらない」
「コーチングはもう古い」
「コーチングは使えない」

などと言う声を聞くことがあります。

こういう声を聞けることそのものは、
ありがたいことです

考えるきっかけを作ってくれるからです

コーチングはつまらないか?

コーチングでは、相手の本質に寄り添いながら、
相手の自己実現をサポートします。

コーチングがつまらない、と言いう人は
「人間はつまらない」と言っているのと同じだと
私は思っています。

たしかに、人間の本質に迫るのは、
簡単なことではありません。

私は学び始めて10年以上になりますが、だからこそ、ますます

「コーチングは面白く、そして深い」

という思いを強めています。

コーチングは古いか?

楽器のピアノを例にとってみましょう

ピアノは何百年も前に発明されています

とても古いですね

どうでしょう、もう使えないでしょうか?

私は先日
辻井伸行さんという人のピアノのを聴いて、
とても驚きました。

私はこれまで
何年もさまざまなピアニストの演奏を聴いてきています。
ある意味「耳が肥えて」います。

それでも辻井伸行さんの演奏を聴いたとき
こういう演奏する人がいるのだ!
と非常に驚きました

そしてCDまで買ってしまいました

コーチングも同じです

それ自体はただの道具、ただの技術かもしれません

でもそれを「どのように使うか」によって深みが変わってきます。

「コーチングは、進化・深化している」

のです。

コーチングは使えないか?

あなたは、これまで、どんなコーチングを体験されたのでしょうか?
または、これまで、何時間、コーチングを学んだのでしょうか?

また、ご自分のコーチングについて、
フィードバックを受け取ったことはあるでしょうか?

正直いって
1~2日の研修やセミナーでは
コーチングは身につきません。

私が学び、練習を繰り返し、そして、お伝えしている
コーチングは、

国際コーチ連盟(本部アメリカ)による
「コーチのコアコンピテンシー」に沿っています。
http://www.icfjapan.com/whatscoaching/core-competencies

もし、これまでに経験したコーチングが
「使えない」と感じることがあったのなら、
この「コーチのコアコンピテンシー」と照らし合わせてみてください。

ここからかけ離れていれば、
それは「コーチングもどき」であって「コーチング」ではなかったのです。

最後は、ちょっと厳しめに書いてしまいました。
しかし、世の中には「コーチングもどき」も広まっているのは事実です。
そのような声を、受講者からよく聴くから、です。

「コーチングもどき」ではなく「本物のコーチング」に接しよう